日本酒の量を1合・1升と表すことは、ご存知の方もいると思います。
では、1合・1升はmlで表すと、どのくらいの量になるのでしょうか。
今回は、
日本酒の量を表すときの単位についてお伝えします。
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日本酒の量の表し方
そもそもなぜ、
日本酒は1合・1升と表すのでしょうか。
これは昔、長さや重さの単位で使われていた「尺貫法」に由来します。
「尺貫法」では、長さを「尺」、重さを「貫」、体積を「升」と表します。
「尺貫法」は、1960年ごろまでは日本で使われていましたが、国際的な基準に合わせて表記するために使われなくなりました。
しかし、日本の歴史的文化として、日本固有の
日本酒には「合・升」という単位がそのまま使われるようになったのです。
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日本酒の量
■1合=180ml
1合は、180mlです。
イメージとしては、計量カップ一杯に満たないくらいの量になります。
1升は、1合の10倍の量で1800mlで、1升瓶には、1800mlの
日本酒が入っています。
■1升は、1合徳利で10杯分
日本酒を、徳利で飲まれる方も多いと思います。
1合徳利には1合入りますので、1升瓶では10杯分飲めることになります。
2合徳利では、5杯分になります。
小さい徳利で飲んでいると、さらっと飲めてしまうので、体調やご自身の飲める量に気を付けて、ついつい飲みすぎないように注意しましょう。
▼まとめ
日本酒を1合と表すのは、昔使われていた「尺貫法」の名残です。
日本酒の歴史的背景を知ることで、また違った楽しみ方ができますね。
1合=180mlと覚えておくと、ご自身が飲んだ量が把握しやすくなります。
日本酒はさらっと飲みやすいものも多いですが、飲んだ量を把握して、楽しく美味しく
日本酒を楽しみましょう。